ドイツ

2015年4月25日 (土)

新しい旅の予定

昨年の旅はなかなか素晴らしいものではありましたが、旅の経験の幾つかを作品に描いてしまったので、今更振り返って書く気にもなれず……今現在は、すでに次の次の次の旅を計画を楽しんでいます。

スペインも行きますが、それ以外では、ドイツとチェコ、それからイタリアをどうするか思案中です。

 

 

 

チェコとドイツは、ある作品の改稿用の取材兼別作品の準備も兼ねていくのですが、勿論、いつものように舞台も見てきます。

 

 

 

でも考えれば、同じところばかり行っている気もします。

 

ただ書きたいと思ったところは、何度も行かないと気が済まないんですよね……。季節が違ったり見えてくるものが違ったり、私自身もいろいろ考えたいことがあったり……。


ということで、次回の旅を思いつつ、前回、ドイツの劇場に行った時の写真をちらちら見ていました。

 

■ハンブルクバレエの劇場。「椿姫」を見たときのもの。↓
有名な振付家のジョン・ノイマイヤーが率いているところです。
「椿姫」の3幕の黒のパ・ド・ドゥ、振付も使用されているショパンのバラードも大好きなんですが、この前のシーズン、羽生選手のSPに音楽が使用されていたのでとても嬉しかったです。


あ、この旅行の時は「ベニスに死す」も見ました。バレエ版「ベニスに死す」……何回見ても好きです。ヴィスコンティが撮影した映画ではマーラーの「アダージェット」が使われているのですが、バレエの舞台ではバッハの「音楽の捧げ物」とワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」が使用されています。
バレエ版を観るまでは、ヴェネツィアに行くと「アダージェット」が延々と頭の中を流れていたのですが、バレエを観たあとは、ヴェネツィアに行ったとき、「トリスタンとイゾルデ」が延々と頭のなかを流れていたのがとて不思議でした。私の中でのイメージは、いつしか映画の世界からバレエの世界へと変わっていたのですね

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■こちらは「ヴェニスに死す」の日。セット、ないですね。

 

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■「ヴェニスに死す」を観た翌日、トーマス・マンの故郷リューベックに行ってきました。
「クリスマスワルツ」のラストシーンに使用した町です。ラストシーンに出てきた教会内のキリスト像

 

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■リューベック。この時の春の陽差しの美しさを思い出して「クリスマスワルツ」のラストシーン書きました。

 

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■リューベック

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■リューベックの聖ニコラス教会内のステンドグラス↓
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■聖ニコラス教会内のステンドグラス

 

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■聖ニコラス教会の「死の舞踏」↓

 

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「死の舞踏」「メメントモリ」をモチーフにしたもの、すごく好きです。カタコンベや骸骨寺院もよく足を運んでいます。
そういえば、以前に一緒に旅行に行った友人にカタコンベに行くと言うと「趣味が悪い。よくそんな悪趣味なところに行くね。私は行かないからどうぞ一人で行ってきて下さい」と言われ(^^;)、翌日、私はレンタル自転車をギコギコとこいでカタコンベに行き、その間、彼女はエステで優雅にマッサージを施術してもらうことに。
カタコンベでミイラと骸骨を見て満足し、自転車をこいで埃まみれになってホテルに戻り、部屋でパソコンで仕事をしていると、つやつやになった彼女が戻ってきて、自分ももう少し女子力をつけたほうが良いのではないだろうか、カタコンベにときめいているなんて完全に終わってるかも……と反省したことを、ふと思い出しました。
でも結局、その後の旅行でも、エステやマッサージに行ったことは一度もないのに、メメントモリ系の絵や建物、カタコンベ、骸骨寺院には足を運んでいるので……女子力はあきらめることにしました。

 

■聖ニコラス教会内部

 

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■聖ニコラス教会。第一次世界大戦の空爆で割れてしまった鐘↓

 

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■聖ニコラス教会前の悪魔

 

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■「死の舞踏」と同じ意味で惹かれているセビーリャの慈善救済病院内のレアルの絵。もう一つのブログにもアップしていたと思いますが、もう一度。
↓まだ十代の頃、この下記の慈善救済教会の絵や内部、闘牛、聖週間、グラナダのカルトゥーハ修道院を、NHKの「スペイン、生と死のバロック」という番組で見て以来、スペインに行きたいと思っていました。

 

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■ここからはミュンヒェン。
バイエルン国立バレエを観に行く前、友人と食事に↓

 

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■ミュンヒェンの有名なホフブロイハウス。2日目は舞台の前にこちらに。

 

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■バイエルン歌劇場。↓この特別なボックスは、かの有名なルートヴィヒ二世がワーグナーをごらんになった場所です。

 

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■バイエルン歌劇場の玄関。↓バイエルン王国時代の優雅さを思い出していました。

 

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■劇場内部。ルートヴィヒ二世がいた劇場にいると思うとドキドキしました。

 

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■幕の白鳥と白い胸像は、この日の舞台の「幻想」の世界ですね。
座席から撮ったのですが、舞台、近くて嬉しかったです。

 

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■オーケストラボックス

 

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■座席から見あげて撮りました。

 

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■舞台の端っこ

 

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■この胸像は、国王ですね。

 

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■↓カーテンコールだけ撮ってよかったので。
こちらもノイマイヤー振付の大好きな作品「幻想~白鳥の湖のように」。
……さすがに、地元で観ると感動も違いますね。

 

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※これを観た私の腐女子友達の娘(10歳)は、

 

「ママ、どうしてこのバレエでは、王子様は、お姫様を捨てて男の人を選ぶの? どうしてこの王子様は、男の人ばかり追いかけているの?」と純粋な心で質問したそうです。

 

その質問は最もだと思いました。すごいなと思ったのは、たまたま友人が観た日は、「子供のためのバレエ鑑賞会」という日で、周囲は親子連ればかりだったみたいです。
子供に……この「男しか愛せない王様が主役のバレエ」を見せてしまうドイツ……好きだな~と思いました(^^;)

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次の旅とは関係ありませんが、最近読んだ本2冊がすごくよかったです。

 

1冊は、奥本大二郎先生の「虫から始まる文明論」。面白くて夢中になって読んでしまいました。


もう1冊は、河津聖恵さんの「闇より光のうたを」。日本の現代詩の詩人の中で最も好きな詩人です。いつも何と美しい日本語で詩を書かれるのだろうと思っていたのですが、こちらは詩ではなく、詩論。論文なのに本当に美しい日本語、それに鋭い感性。圧倒されました。あ、でも日常的に活動されている思想的なことは別で(^^;) 私は…あまり思想らしい思想がないゆるい頭なので。

 

 

 

 

 

 

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